2月のお茶のお稽古がありました
献立はメニューではない、というお話が興味深いものでした。
ただのメニューは「膳立」
「献立」は「一献差し上げます」というように
お酒を楽しむための料理、とその順番、ころあいを示したものが本来の意味。
客人に、いかにお酒をおいしく召しあがっていただくか、
タイミング、料理、量、盛り付けにも心を配る。
そして、さらにそれがお茶を心ゆくまで楽しんでいただくためのもの。
空間のあしらい、もてなす所作もおもてなしの1つ。、
美しい所作を身につけるのは、とても大切なこと。
なるほど
お茶の作法もやっと覚えてきましたが、
さらに心のこもった美しい所作で行うには、
まだまだ修行が足りません。
そしていただくほうも。
お菓子のいただき方、お茶のいただき方、
大人の女性として、
―目指そう、美しい所作、です。
そんな志をいだきながら、
今月のお菓子は
金沢「うら田」の栗天真(くりてんしん)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEikUqKZ7ZDlSCgwyo21r_-osdz4H3wL-IIv1nUG4ABXQ9USFSJVHlYripWEax1hnSqTYxCr4Gd-dqv3DlZf5Fj22jRaHacW05_AEg8NvsIxK10Q2H2K9Bfl7v-kyzqLC9G54Z_G0o2bVEfY/s640/%E9%87%91%E6%B2%A2+%E3%81%86%E3%82%89%E7%94%B0%E6%A0%97%E5%A4%A9%E7%9C%9F.jpeg)
金沢の和菓子といえば「吉はし」の生菓子が
有名ですが、さすが加賀百万国の城下町。
おいしい和菓子屋さんはたくさんあります。
東京で「いしかわ伝統工芸展」に出店していた
「うら田」のお菓子です。
もちもちっとして、しっとりした
蒸しカステラに渋皮煮の栗が入っています。
このもっちり感は、加賀特産の丸芋(やまいも)を加えているから。
ほどよい甘さで、食べ応えがありました。
干菓子は、愛香菓(あいこうか)。
小さくひと口大のキャラメルのような形。
アーモンド粉とレモン、シナモンの香りが、
洋菓子ふうのおいしさ。
まさにスペインの修道院のお菓子「ポルボローネ」です。
口の中でほろほろとくずれる食感がたまりませ~ん。
金沢 うら田金沢市御影町21-14
TEL:076-243-1719(代)
金沢といえは、北陸新幹線が来年開通するんですよね
今は、東京から米原か京都乗換か、飛行機で小松空港で行くのが
最適ですが、新幹線が通ったら、なんと2時間38分!
北陸の温泉と美味がすごく近くなります。
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