2018年7月29日日曜日

富山街歩き。隈研吾さんの建築「ガラス美術館」見学とレトロな喫茶店「チェリオ」


富山の街をちょっと回ってみました。
富山城址。天守閣は近年再建したコンクリートですが。


富山城址を中心に、きれいな町というのが印象です。

外堀の代わりに自然な川をいかして建てられた富山城。
今は松川歴史クルーズとして観光スポットになっています。

城址の横の川のミニクルーズも。
両側が桜!桜の季節は大人気。手前の黒い物体は
鯉です(笑)

D-DEPARTMENT TOYAMA
富山の物産を集めたショップも街中にあり、おしゃれです!


そして見どころイチオシは、
富山市ガラス美術館です。
ひときわ目立つおしゃれな外観。


東京の根津美術館、そして今、国立競技場も手掛けている
当代気鋭の建築家、隈研吾さんの建築です。
木材を使った空間が印象的。


美術館のギャラリースペースとともに
図書館にもなっていて、階ごとに窓側が図書館、壁側がギャラリーと、とても素敵です。
隈氏の建築と知らなくてもわかる、見事さ。
回廊になっていて、中心にエスカレーター。
向かって各階とも左が図書館、右側が美術館。


こんな図書館が近くにあったら、毎日通ってしまうかも。

そして撮影OKの常設展ギャラリー(6F)から。
ガラス彫刻家の巨匠といわれるディル・チフーリ氏(アメリカ)の
圧倒的な色と形、光の作品に圧倒されました。
奥の椅子を見ると巨大さが伝わりますよね。
ギリシャ神話のメドゥーサのようなシャンデリア。
どうやって運んだんでしょう。これも巨大です。

富山の船をイメージして作られた作品。
これもすべて巨大です。ディズニーランド??みたいに。
これもどうやって運び入れたのでしょう。ガラスですし、大変なこと。
光と色と、形に魅了され、一見の価値ありです。



ガラス展は、素晴らしい作品ばかりでした。




富山市ガラス美術館
富山市西町5-1
電話;076-461-3100
http://toyama-glass-art-museum.jp/



そしてコーヒータイムに立ち寄ったのは「チェリオ」。
創業昭和10年といいますから、83年も前からある
レトロな雰囲気。
喫茶店とはいえ、クリームあんみつを頼んでいる人も多かったのですが、
とりあえず、夜の食事に向けて、コーヒーで一休みしました。


たっぷり。香り豊かに。

喫茶チェリオ
富山県富山市総曲輪3-6-15-18-1
 電話:076-425-3404
http://cheerio1935-sogawa.com/

富山グルメ「ふじ居」の和食ランチ


梅雨の時期でしたが、本日も快晴!
ホテルの部屋から、遠く立山連峰が見えます。
富山って冬は曇りが多いのですが、
春夏は東京より天気がいいそうです。
知りませんでした・・・・・。



富山グルメ、食べ歩きの仕上げは、
「御料理 ふじ居」の富山の食材を使っていただく和食ランチでした。
富山駅から車で10分。ここも予約必須の人気店です。

入口、凝ってます。
カウンター、テーブル、お座敷、2階もあります。

水無月の献立のスタートです!
最初に一口、富山の日本酒で一献。
6月の厄払い。茅の輪くぐりを八寸に仕立てた前菜からスタート。
ほおづきにかみなりうり、うなぎの牛蒡巻き、カステラ、万願寺唐辛子の薄切り炒め、
ずいきの煮ものなど。
御椀。水が打ってあります。
トウモロコシ豆腐と白身魚の御椀。
蓋の模様は富山の名物「おわら風の盆」の踊り手。
奥の赤い器は、富山のガラスのぐい吞み。
昼間ですが、ここは清酒をいただきました。
富山の純米吟醸「太刀山」
お造りはさわらと白えび!
白えびのしんじょ。だしも白えび。やさしい、いいお味です。
6月のお菓子、水無月をイメージして、
三角の形と小豆をのせた胡麻豆腐とジュンサイ。
新しょうがの飯蒸し(もち米)とのりの味噌汁。水なすのお漬物。
デザートはあつあつのくず焼き。中はとろとろ。
こちらに抹茶で終了。
富山のおいしいものたくさんいただいて、
駅でおみやげもたくさん買って新幹線へ。
早めのランチをいただいて帰ると、
夕方には東京へ。無理をせず、そのくらいがちょうどいい
週末旅でした!
御料理 ふじ居
富山県富山市五福2区5385-5
電話:076-471-5555
http://www.oryouri-fujii.jp/

2018年7月21日土曜日

富山グルメ。予約がとりにくいこだわりのお寿司屋さん「鮨人(すしじん)」へ。


富山旅行を企画してくれたSちゃんが、最優先したのが
「鮨人(すしじん)」の予約。
ここが予約できなかったら、旅先変更になったそうです。
富山中心部から車で10分ぐらいの場所、ほかに
目立つ建物やお店はありません。
みんなタクシーか車で来店。


おすしやさんのこだわりは、
もちろん、どの名店も甲乙はつけられないほどあると思いますが、
「鮨人」のご主人は、ほんとうにすごい。
一生を「鮨」にかけていて悔いなし!という感じでした。
というと、怖そうで偉そうですが、
そんなことはありません。
ネタを保存する冷蔵庫も特注。おいしさを保つ理論を実践。

地元のお客様も多く、
昼2回転、夜2回転だそうですが、
いずれも満席になるのは、「鮨」はもちろん、
お人柄もあるのでしょう。
どのお寿司もおいしい、のは当たり前。
皆様も富山に行く機会があったときは
ぜひ、ご予約にチャレンジしてくださいませ。
では、スタート。ワインも鮨に合う種類をご主人がセレクトしてあります。

ばい貝
器も素敵です。
白えび(左)と甘えび)
シャリは赤酢の赤シャリ。
塩と酢だけで、砂糖はいれない。

いくらとずわいガニのちらしずし。
ここで御碗は茶碗蒸し。
富山の湧き水と梅干しだけをかけた茶碗蒸し


混ぜていただきます。
梅の味でさっぱり。

アジ

タイの昆布締め
アオリイカ
サクラマス

ふぐの白子の昆布締め焼き
オイボの葛焼き
築地から最上級のマグロ
手前はクエ、奥はノドグロのメスのしゃぶしゃぶ

マイワシ

御椀
ノドグロの骨と血と水で煮込んだ吸物
カニとノドグロ(オス)の串焼き
手巻きアナきゅう。

デザートを目の前で仕上げるご主人
もち米でできたもなかの皮に
塩アイスを入れて。

冷たい抹茶で終了。
満腹です。また訪れてみたいです!!!
鮨人(すしじん)
富山市新根塚町3-5-7
電話076-422-0918

お腹がいっぱいすぎたので、ホテルでウイスキーのロックを飲んでから、寝ました~。