2016年10月13日木曜日

白州正子さんが愛した、上野『ぽん多』の海老コロッケ


国立西洋美術館が、近代建築の巨匠ル・コルビュジエが残した建築作品の1つとして
世界文化遺産へ登録され、ますます注目をあびている上野界隈。

東京都美術館上野の森美術館東京国立博物館東京芸術大学大学美術館など

アート散歩にぴったりなエリアです。

ひさびさに訪れたら、
自然豊かな上野恩賜公園も散歩には心地よくて。。。
春のお花見の大混雑のイメージで足が遠のいていたのが
もったいなく感じました。

ランチに予約したのは
上野の『ぽん多本家』

ここは老舗の洋食店。
木の重厚な扉が”いかにも”な感じです。
右からの文字が雰囲気いっぱい。



カツレツとともに
名物なのが海老コロッケ

美や食にも造詣が深いことで知られた作家、白州正子さんの
大のお気に入りだったとか。


今回は両方を注文して、
友人とシェアしていただきました。

これがほんとうにおいしいんです!

両方とも衣が白くて、キツネ色ではないのに
サクサクッと軽い食感。
衣は薄く、まったくしつこくないのです。

でもうまみがある!

お肉はジューシーで上質なロース。

衣がたってる!!
ロースカツレツ2700円


そしてエビがたっぷりはいって、
クリーミーなコロッケのおいしさは感動的です!

海老コロッケ2700円。


一緒にでてくる漬け物も、ごはんも、赤だしも
とうぜん、こだわりを感じる文句なしの仕上がり。

価格は少々お高めですが、
わざわざ食べに行きたい味であることは確かです。

帰りがけにカウンターをチラリと見たら、
有名食評論家のYさんがいました。
彼も通いたくなる、名店なのですね!

ぽん多本家

東京都台東区上野3-23-3
電話03-3831-2351

※地下鉄「上野広小路駅、JR御徒町駅から徒歩数分。
予約は4人から。


そのほかにも上野のアート散歩を特集している
『セゾン・ド・エリコ』vol.5は
10月15日(土)に発売されます。

1100円+税


パリの美術館特集も注目です!